1年生人権学習
生徒会だより
人権とは「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」で、私たち人間が生まれながらにして持ち合わせている権利です。
しかし現在、我々が暮らしている世の中には他者の人権を侵害するような差別が残念ながら存在しています。そうした情勢の中で本校では、
生徒が自分や他者の人権を尊重し、様々な人々と手を取り合いながら生きていけるように、人権学習を行なっています。
今年度の1学年特進・CDクラスで行われた人権学習の様子をご紹介します。
福岡市市民福祉プラザで車椅子に乗って操作したり押し合ったりする体験や、アイマスクを付けながら街中を歩く体験を行いました。
●体験した生徒の声
10月28日に福岡市市民福祉プラザで人権学習が行われました。
今回はペアになって、車いすに乗ったりアイマスクをつけながら実際の街を歩きました。
車いすを操作するのは思っていたよりも力が必要で、狭い道や段差などはうまく通ることができませんでした。
また、アイマスクを付けての歩行は手を引いてもらっていても恐怖を感じました。
実際に体験するまで車いすに乗っている方や目の不自由な方がこれほど大変な思いをしているとは思っていませんでした。
きっと学校でも私が気付いていないだけで困っている人がいると思うので、周りの友達のことをよく見ながら助けが必要な人が居たら声をかけたいと思います。
2年生は「ちがいのちがい」について学習プリントを用いて11月11日より、
3年生は「外国人と人権」について、法務省人権啓発動画を用いて11月18日より実施予定です。